念ずれば花開く
d0116261_22535290.jpg日本の端っこで、ゆるゆるとほそぼそと活動を続けている、我々「福岡製本研究会」。
まさか、まさか、こんなにも早くこの日がやって来ようとは!

研究会最高顧問(←勝手に任命)にして・・・
我らの教科書『手で作る本』の著者・・・
山崎曜センセイのアトリエ訪問が実現しましたよ!!!


研究会発足当初、あまりにもゆる~く自由~な活動っぷりに、研究員の誰もが、こんなに早く
最高顧問にお近づきになれる展開を予想すらしていなかったのでは?
しかしながら、思い起こせばこの研究会ブログが立ち上がる以前から・・・・・・
1)研究員個人ブログに、山崎センセイが軽やかにご登場&コメントを残して頂き、
2)4月はモジトルさんブログで知った山崎先生のワークショップに参加、
3)同じく研究員個人ブログのコメント欄で上京話が盛り上がり、それを見たhさん(←我々
  と山崎先生を結ぶキューピッド的存在★)のお導きで、アトリエ訪問が実現、
と、図らずも、この日進月歩するIT業界の恩恵をタップリ受けていた我々。
「製本」という超アナログな世界を好みつつ、時代の波にノリまくりです。
ITで情報をすばやくキャッチ!
そしてさらに“念”をおくれば、思いは伝わるものなのですね!
これぞまさしくWeb2.0!!情報の双方向!!




・・・・え~、さて本題に。
今回アトリエ訪問したのは、S研究員、S子研究員、そして私、研究会きってのミーハー研究員Eの3名。
そして、このイナカモン3名をキューピッド★hさんが優しく導いてくださいました。

気になる山崎先生のアトリエは、蔦の絡まる瀟洒なお宅。
ビックリしました。
“蔦の絡まる”お家を実際目にしたのは初めてだったものですから。
クラッシックな雰囲気を漂わせるお宅は、本当にステキでした・・・・。
(私の個人的お気に入りは玄関!!写真を撮りたい気持ちを抑えるのに必死でした。)

2階がアトリエ。
部屋中びっしり、天井から床まで様々な製本道具にあふれてます。
一番上の画像がそのホンの一部。これだけ集まると道具フェチにはたまりません。
「これは何で出来ていますか?」
「あれはどうやって使うのですか?!」
・・・と3人で質問の嵐。その一つ一つに、的確にわかりやすく答えてくださる山崎先生。
(本当にフランクで気さくな方なので、コチラもついつい気楽に喋りまくってしまうのです。)

d0116261_1124642.jpgそして、製本に使えそうな素材の山!山!!
それらが棚に収まり、しかも先生お手製(!!)のネームタグ(左の画像のカラフルな小さい縦長のものがそれ)がついて管理されてます。
このタグ、実は製本作業で出た余りモノの紙を再利用して作られているのです!
正味1cm×3センチ程度のちぃ~さなタグ。でも丈夫でキッチリシッカリ作られています。

さらに、この秋刊行予定の『手で作る本』第2弾に向けての試作があちこちに!!
いくつか実際手にとって見せていただきましたが、どれも思索のあとがうかがい知れて
「あぁ、こうして考えに考えた抜いた末に新しいものが生まれるなんだなぁ・・・」
と、当然のことながら改めて実感。
どんな世界にも“王道”はないんですねぇ・・・。

今回の訪問で、色んなものを実際に見て触らせていただいて、山崎先生が重視しているポイントが感じ取れました。
*“製本用専門の道具”にとらわれず、とにかく使いやすい道具を探すor作っちゃう
*使える素材を貪欲に探す
*より簡単な製本工程
これらを考え抜いた結果を、実際に教えたり出版物で発表してくださるからこそ、私のようなシロウトでも満足できる製本ができるんだなぁ、と。
私は、なんとなくイメージで「製本は高度な技術と正確さがなければならない」と思い込んでいましたが、先生のアトリエを見て、実際にお話を聞くと「もっと自由に楽しんでいいんだなぁ~!」と実感。

そうこう盛り上がってるうちに、製本教室の生徒さん方がやってきてしまいました。
この生徒さん達が、また、スゴイ!
皆さん、それぞれ違った個性で、とってもクリエイティブ。
作っているものも三者三様。
私から見たら、もう“製本”の域を超えた、なんだかオブジェ的なものまで!!
山崎先生と生徒さんそれぞれが、対話しながら、迷いながら、アイデアを出し合って、少しずつ作業を進めていく姿を見ていたら、すごく自由で楽しそう。
うらやましくなり、「私も通えるもんなら通いたいっ!!」と心底思ってしまいました。
(今秋には、山崎先生の教室の作品展もあるそうですよ!こんな作品がた~くさん揃うなんて、想像するだけでもかなり楽しそうです!)

アトリエ訪問はおろか、生徒さん達の教室の時間までもドあつかましく観察&質問しまくり、とってもエンジョイした研究員3名。
ふと我に返ると、我々の存在が大変なご迷惑ということに気付き、お名残惜しくもアトリエを後にしました。

山崎先生、遅くまでお邪魔して失礼つかまつりました。
これに懲りずに、また寄らせてくださいねっ(ハート)。

そして、キューピッド★hさん、お誘い&お付き合い頂き、ホントにありがとうございました。
これからも我々のゆるい活動っぷりを、見守ってくださいマセ。
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by seihonlab | 2007-06-15 00:00 | 特別学会
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